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「SAIBAIX」植物成長管理システム

植物成長制御システム「SAIBAIX」とは?

私たちが、古在名誉教授の「英知」をダウンロードしたシステムが「SAIBAIX」です。

SAIBAIXは、センサー、ソフトウェア、コントローラからなる、統合環境制御システムです。センサー測定値・コスト指標値・植物の成長指標値(世界唯一☆)のリアルタイム表示機能、異常時のアラート機能を備えています。(☆プランテックス調べ)

植物工場の「成長管理」は世界唯一

植物工場の収益に大きく影響を与えるのは、商品の生産量です。植物工場の生産量は、植物の成長量とも言えます。収益に影響の大きい「成長管理機能」を備えるシステムは、SAIBAIXが世界唯一です。

SAIBAIXシステム概要

植物工場内のすみずみを各種センサーにて測定します。クラウドに送られた「測定値」は、栽培理論式を用い、お客様にとって有意・有益な「指標値」に変換されます。
お客様は手元に届いた指標値で、植物が出荷日までに出荷可能な大きさになるか、異常はないかなど、工場の状況を一目で確認することができます。

▲SAIBAIX概要図

「測定値」、「指標値」とは

私たちは、測定値は「センサーの測定結果」、指標値は「測定値(および指標値)と栽培理論式で導出される値」、と定義しています。

測定値と指標値は数が多く、また、以下の図のように、非常に複雑に関係しあっています。私たちは、成長管理機能を実現するために、この複雑な関係を数式の連鎖で表しました。

▲測定値と指標値との関係(一例)

植物の材料吸収量でわかる指標値

植物のCO2・水吸収量と、光合成理論式から、植物成長量を算出します。

▲光合成モデル図

植物工場のコスト指標値

材料費は、材料投入量×材料単価、人件費は、作業量×人件費単価という単純な式で表されます。
植物工場に投入された資源のロスが見えます。
材料利用効率を見ることができます。
この指標値は、水・CO2・光・肥料等の「材料投入量」と、商品「出荷量」の関係から算出できます。
材料利用効率が見えることは、逆に考えれば、材料の無駄が見えるということになります。

▲材料利用効率式

SAIBAIXが用意する指標値は、古在名誉教授の100本以上の論文を網羅しています。

植物工場をこれらの指標値で隅々まで見渡すことが可能です。